biomass インドネシアスマトラ島でパーム油残渣活用のバイオマス発電所建設
本事業は、インドネシア国において、パーム油工場から排出される空果房(EFB)等の残渣物を燃料としたバイオマス発電事業を行い、グリッド電力を再生可能エネルギーに代替することで、CO2排出量を削減するものである。
EFB等はバイオマス発電施設に隣接するパーム油工場からベルトコンベアによって収集する。ボイラーには、自動灰除去機能付き可動階段式火格子と、炉内温度の最適化制御システムが組み込まれており、EFB特有のクリンカの発生を抑制することができる。
環境省の二国間クレジット制度(JCM)設備補助事業に認定され、2021年に稼動予定。
所在地 | インドネシア・ スマトラ島アチェ州 |
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発電量 | 12MW/ 年 |
運転開始 | 2025 年稼働予定 |
想定GHG 排出削減量 | 31,322 tCO2/年 リファレンス排出量 = 年間推定有効発電量 × グリッド排出係数 =34,765 tCO2/年 プロジェクト排出量 =バイオマス発電施設の化石燃料消費に伴うCO2排出量 +バイオマス運搬時のCO2排出量 =3,443 tCO2/年 |